母の日は日本ではいつから始まった?歴史と定着の背景を解説!

母の日は日本ではいつから始まった?歴史と定着の背景を解説!

毎年5月になると、デパートや花屋さんで母の日の特設コーナーを見かけますよね。

カーネーションやギフトを選びながら、「そういえば母の日って日本ではいつから始まったんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は母の日が日本に伝わってから、現在のような形で定着するまでには、意外と長い歴史があるんですね。

この記事では、母の日が日本でいつから始まったのか、どのように広まっていったのか、その歴史的な背景を詳しくご紹介します。

母の日の由来を知ることで、きっと今年の母の日はもっと特別なものになるかもしれませんね。

母の日は日本では明治末期から大正時代に伝来しました

日本で母の日が始まったのは、明治末期から大正時代にかけて、1910年代初頭のことです。

現在のように毎年5月の第2日曜日に祝われるようになったのは、戦後の1947年頃からなんですね。

つまり、母の日が日本に伝わってから100年以上の歴史があるということになります。

ただし、伝来してすぐに全国的に定着したわけではなく、何度かの変遷を経て、現在の形になったという経緯があるんです。

なぜ母の日は日本で広まったのか

キリスト教会を通じた伝来が始まり

母の日が日本に伝わったきっかけは、キリスト教会の活動でした。

明治末期の1910年代初頭、キリスト教会が母親への感謝を表す習慣として、カーネーションを配る活動を始めたんですね。

これがアメリカで1908年に始まった母の日の習慣が日本に伝わった最初の形だったとされています。

1915年(大正4年)頃には、この習慣が教会を中心に少しずつ一般化の兆しを見せ始めました。

日本独自の母の日制定の試み

1931年(昭和6年)には、大日本連合婦人会が皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日を母の日と制定したんですね。

日本独自の母の日を作ろうという試みだったのですが、残念ながらこの取り組みは全国的には広く普及しませんでした。

皇室への敬意と母への感謝を結びつけるという発想は時代を反映していますが、実際には国民の生活に根付かなかったようです。

森永製菓による全国的な普及活動

母の日が日本で本格的に広まるきっかけとなったのは、1937年(昭和12年)の森永製菓の取り組みでした。

森永製菓は豊島園で「森永母の日大会」を開催し、なんと約20万人もの人々を招待したんですね。

この大規模なイベントが、母の日を全国的に知らしめる大きなきっかけになったとされています。

企業の社会的な活動が、文化の普及に大きく貢献した好例かもしれませんね。

戦後のアメリカ式への統一

現在の母の日の形が定着したのは、戦後のことです。

1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)にかけて、アメリカ式の5月第2日曜日が公式化され、本格的に日本社会に定着していきました。

戦後の民主化や欧米文化の流入という時代背景の中で、母の日も国際的な基準に合わせる形になったんですね。

母の日が日本で定着した具体的な経緯

1910年代:キリスト教会での活動開始

明治末期の1910年代初頭、日本のキリスト教会がカーネーションを配布する活動を始めました。

これがアメリカで始まった母の日の習慣が日本に伝わった最初の形なんですね。

当時はまだ一部の教会関係者や信者の間での取り組みで、一般的な認知度は高くありませんでした。

1915年(大正4年)頃になると、教会を超えて少しずつ一般の人々にも知られるようになってきたようです。

1931年:3月6日を母の日とする試み

1931年(昭和6年)、大日本連合婦人会が皇后の誕生日である3月6日を母の日として制定しました。

日本独自の母の日を作ろうという意図があったのですが、実際には広く普及することはありませんでした。

当時の社会状況や国民の生活習慣の中では、この日付が母の日として定着するのは難しかったのかもしれませんね。

1937年:森永製菓の大規模イベント

1937年(昭和12年)に森永製菓が開催した「森永母の日大会」は、日本の母の日の歴史において重要な転換点となりました。

豊島園で約20万人を招待したこのイベントは、母の日という概念を全国的に広める大きなきっかけになったんですね。

企業による文化の普及活動として、今でも語り継がれている出来事です。

1947年以降:5月第2日曜日への定着

戦後の1947年(昭和22年)頃から、母の日は5月の第2日曜日に正式に定着していきました。

アメリカを含む多くの国々と同じ日程に合わせることで、国際的な習慣として日本でも受け入れられるようになったんですね。

この時期から現在まで、母の日は日本の年中行事として完全に定着し、カーネーションを贈る習慣も広く浸透していきました。

ちなみに2026年の母の日は5月10日(日)になります。

カーネーションが定番になった理由

母の日にカーネーションを贈る習慣も、アメリカから伝わったものなんですね。

アメリカで母の日を提唱したアンナ・ジャービスさんが、亡き母を追悼する際に白いカーネーションを使用したことが由来とされています。

この習慣が日本にも伝わり、母の日といえばカーネーションという定番のギフトとして定着しました。

現在では赤いカーネーションが主流ですが、これは健在の母親への感謝を表す色として選ばれているんですね。

まとめ:母の日は100年以上の歴史を経て定着しました

母の日が日本でいつから始まったのかというと、明治末期の1910年代初頭にキリスト教会を通じて伝わったのが始まりです。

その後、1931年には日本独自の3月6日を母の日とする試みがありましたが、広くは普及しませんでした。

1937年に森永製菓が大規模なイベントを開催したことで全国的に知られるようになり、戦後の1947年頃から現在の形である5月の第2日曜日に定着したんですね。

つまり、母の日が日本に伝わってから100年以上、現在の形で定着してから約80年の歴史があるということになります。

こうした歴史を知ると、母の日がどのように日本の文化に根付いていったのかがよくわかりますよね。

今年の母の日には、カーネーションを贈りながら、この長い歴史に思いを馳せてみるのも素敵かもしれませんね。

お母さんへの感謝の気持ちを伝える大切な日として、これからも母の日を大切にしていきたいですね。