
毎年5月の第2日曜日にやってくる母の日、皆さんはどんな風に過ごしていますか?
カーネーションを贈ったり、食事に出かけたり、感謝の気持ちを伝える大切な日ですよね。
でも、「そういえば、なんで母の日ってあるんだろう?」って気になったことはありませんか?
実はこの母の日、一人の女性が亡き母を想う深い愛情から始まったんです。
この記事では、母の日の起源と歴史、そして日本にどのように伝わってきたのかを分かりやすくご紹介しますね。
この記事を読めば、きっと今年の母の日がもっと意味深いものになるはずですよ。
母の日の起源は一人の女性の深い愛から始まった
母の日の起源は、20世紀初頭のアメリカで、アンナ・ジャービスさんという女性が亡くなった母を追悼したことから始まりました。
1905年5月9日、アンナさんの母であるアン・ジャービスさんが亡くなったんですね。
母への深い愛情を持っていたアンナさんは、1907年から1908年頃に教会で白いカーネーションを配り、母を偲ぶ会を開いたんです。
この感動的な追悼の行いが、やがて全米に広がり、1914年にはウィルソン大統領が5月の第2日曜日を正式な祝日として制定しました。
こうして母の日は、世界中に広まっていったんですね。
なぜ母の日が生まれたのか?アンナ・ジャービスさんの想い
母アン・ジャービスさんの偉大な功績
アンナさんの母であるアン・ジャービスさんは、ただのお母さんではなかったんです。
実は南北戦争の時代、負傷兵たちの衛生環境を改善するために「マザーズデー・ウォーク・クラブ」という活動を主宰していた方だったんですね。
戦争で傷ついた兵士たちを、敵味方関係なく看病し、地域の母親たちと共に衛生状態の改善に尽力されたそうです。
そんな素晴らしい母を持つアンナさんにとって、母の死は大きな悲しみだったでしょうね。
白いカーネーションに込められた意味
アンナさんが教会で配った白いカーネーションには、深い意味があったんです。
白いカーネーションは、アンさんが生前好きだったお花だったんですね。
白いカーネーションの花言葉は「神聖な愛」や「尊敬」を象徴しています。
当初は亡くなった母には白いカーネーション、健在の母には赤いカーネーションを贈る習慣が始まったとされていますよ。
今でもカーネーションが母の日の定番の花になっているのは、こんな歴史があるからなんですね。
個人的な追悼から国民的行事へ
アンナさんの想いは、少しずつ周りの人々の心を動かしていきました。
1910年にウェストバージニア州が初めて母の日を認定し、その後わずか4年で全米の祝日になったんです。
一人の娘の母への愛が、こんなにも大きな動きになるなんて、感動的な話ですよね。
きっとアンナさんの純粋な想いが、多くの人の心に響いたからなんでしょうね。
母の日の起源には古い歴史的背景もある
古代ローマの女神リーアへの春祭り
実は母の日のルーツを辿ると、もっと古い時代まで遡ることができるんです。
古代ローマでは、女神リーアへの春祭りが行われていたとされています。
この女神リーアは、神々の母とされていた存在なんですね。
母なる存在を讃える習慣は、実は何千年も前から人類の文化の中にあったのかもしれませんね。
17世紀イギリスの「Mothering Sunday」
また、17世紀のイギリスには「Mothering Sunday」という習慣がありました。
これは復活祭の前に行われる行事で、働きに出ている子どもたちが実家に帰って母親に会う日だったそうです。
現代の母の日とは少し違いますが、母親を敬う心は昔から大切にされてきたんですね。
現代の母の日との違い
古代の習慣と現代の母の日は、直接的なつながりはないかもしれません。
でも、時代や場所が違っても、母親への感謝と尊敬の気持ちは人類共通のものだったんだなって思いますよね。
アンナ・ジャービスさんの行動が世界中に広まったのも、そんな普遍的な想いがあったからかもしれませんね。
母の日が日本に伝わった経緯と定着の歴史
大正時代にキリスト教経由で伝来
日本に母の日が伝わったのは、明治時代の終わりから大正時代にかけてとされています。
アメリカから帰国したキリスト教関係者の方々が、この素敵な習慣を日本に紹介してくれたんですね。
当初は一部の教会やキリスト教徒の間で広まっていたそうですよ。
1931年に3月6日が母の日に
興味深いことに、日本では最初、3月6日が母の日として定められていたんです。
この日は、当時の皇后陛下の誕生日だったんですね。
でも、この頃はまだ一般的には広まっていなかったようです。
森永製菓のイベントで普及
母の日が日本で本格的に広まったきっかけの一つが、1937年の森永製菓さんのイベントだったんです。
森永製菓さんが母の日を記念したイベントを開催して、大々的に宣伝したことで、一般の人々にも認知されるようになったんですね。
企業の力も、文化の普及には大きな役割を果たしたんですね。
戦後、5月第2日曜日に統一
そして1947年、戦後になってから、日本でもアメリカと同じく5月の第2日曜日が母の日として公式化されました。
こうして今の形の母の日が定着していったんですね。
アメリカから伝わって、日本の文化に合わせながら、私たちにとって大切な記念日になったんです。
世界各国で異なる母の日の日付と習慣
国によって異なる母の日の日付
実は、母の日って世界中で同じ日ではないんですよ。
日本やアメリカは5月の第2日曜日ですが、例えばスペインでは5月の第1日曜日なんです。
国によって日付が違うのも面白いですよね。
各国の母の日の呼び方
また、「母の日」の呼び方も国によって様々なんです。
英語では「Mother's Day」、フランス語では「Fête des Mères」といった具合に、言語によって呼び方が変わりますが、想いは共通していますね。
共通する感謝の心
日付や呼び方は違っても、母親への感謝の気持ちは世界共通なんですね。
どの国の人も、お母さんを大切に思う気持ちは同じなんだなって、なんだか心が温かくなりますよね。
母の日の起源を知ると贈り物の意味も深くなる
ここまで母の日の起源について見てきましたが、いかがでしたか?
母の日は、一人の女性が亡き母を深く想う気持ちから始まり、世界中に広まった感動的な記念日なんですね。
アンナ・ジャービスさんが白いカーネーションを配って母を偲んだこと、そして母のアンさんが南北戦争時代に人々のために尽くしたこと、こうした歴史を知ると、母の日の意味がより深く感じられますよね。
日本にも大正時代に伝わり、戦後に今の形になって定着した母の日。
カーネーションを贈る習慣にも、こんな深い理由があったんですね。
今年の母の日は特別な想いを込めて
母の日の起源を知った今、今年の母の日はちょっと特別なものになるかもしれませんね。
カーネーションを贈るときも、「これには深い歴史があるんだよ」って、お母さんに話してみるのも素敵かもしれません。
もしかしたら、お母さんも喜んでくれるんじゃないでしょうか。
プレゼントを選ぶときも、感謝の言葉を伝えるときも、アンナさんのように心からの愛情を込めてみてくださいね。
きっとお母さんには、あなたの気持ちが伝わるはずですよ。
母の日は、私たちが日頃言えない「ありがとう」を伝えられる大切な機会です。
起源を知ったからこそ、今年はいつもより少し特別な母の日にしてみませんか?